喘息だけではすまされない。特に最近汚れている家の空気をキレイにするポイント




日本もかつては、公害に苦しんでいました。色々と経験を積み、大きな被害をもたらす公害は減ったのかも知れませんが、安心できるレベルになったわけではありません。未だにシックハウス症候群や喘息などで苦しむ子供は0にはなりません。その原因に家の空気が汚いから、というケースも珍しくないのです。自然豊かな場所に引越しをできないからと諦めないでください。家の空気をキレイにするポイントをご紹介いたします。


今、世界の大気が汚れています

最近ですと、中国、特に北京の大気汚染が異常だというニュースを日本でも目にする機会が多いでしょう。確かに、成長著しい国や発展途上国では、かつての日本がそうだったように様々な公害が発生します。



大気汚染は、先進国でもレベルが低いというだけで、空気は汚れているのです。
また、おそろしいことに、WHOの報告によれば室内の空気が汚れていることで約350万件の死亡例が報告されているとあります。家に帰れば安全というわけではないのです。

海の向こうの話で、日本では関係ない話なのでしょうか?




最近の日本の家の空気は汚れやすくなった

昔に比べて最近の家は、快適にすごすために気密性が上がりました。そのことで換気性が著しく落ちてしまいました。このことでどうなったかといえば、空気が汚れやすくなったのです。
シックハウス症候群も、それが一因で社会的問題まで発展しました。

シックハウス症候群の問題もあり、最近の家では、換気能力の高い換気設備の設置が義務付けられました。換気設備をフル稼働させていれば、確かに止めているよりマシでしょう。


しかし、それでキレイに空気を常に吸えるというわけではありません。


あくまで補足的なものなのです。





お風呂の換気・乾燥設備を24時間稼働させても、カビます。それと同じです。

また、換気設備で空気中のホコリを取り除いてくれるかもしれませんが、それは大きめの空気清浄機程度の役割しかありません。それで家のホコリがなくなるのでしょうか。多少は減るでしょうが、相変わらずホコリが消えることはありません。


最近の家では、湿度を一定に保つ設備などもあります。全館空調もあります。
繰り返しますが、あくまで補助的な物だということを理解しておく必要があります。


先ほどから補助的だと述べているのは、結局家の空気をキレイにするためには人の手で行うのが最も効果が高いからなのです。


家の空気をキレイに洗いあげるポイント

家の空気を一日に3度、軽井沢の空気と入れ替えることができれば理想ですが、無理です。
ではどうすればよいのかご紹介いたします。

  1. とりあえずホコリをしっかりとる。
  2. カビとダニの発生・行動を抑制する
  3. しっかりと換気をする

この3つです。この3つさえ心掛けて、掃除や整理整頓を心掛けてください。
まずはこういったアナログなことを大事にしてください。

機械に頼るのはその次です。




実際に、喘息などの症状が出ていなくても、家の空気が汚いと、体に影響が出ている可能性もあります。上のWHOの記事によれば、女性、子供、高齢者です。家族のために、そして自分のために、目には見えない家の空気ですが、キレイにしてみませんか。


健康や美容の基本は呼吸だと私は考えます。










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