自分の好きな人たち、好きなモノに囲まれて、好きなことができたらとても幸せでしょう。しかしながら、現実には生活がありますので、なかなかそうはいかないのが現実です。でもなんとかしたい。そんな方へ、好きな物に囲まれる生活を送れるヒントをご説明いたします。
生活していく上での「好き」とは
生活を送る上で、自分の意向がしっかりと反映されていると嬉しいものは、ざっくり4つあります。
- 住んでいる環境と家の設計・デザイン
- 自分に関係のある人たち(人間関係が良好)
- 日々の行動(好きな時に好きなことが出来る)
- 家のなかのモノ
毎日の生活があり、仕事があり、自由な時間もお金もあまりない、という人は多いと思います。なかなか自分の努力だけで、1-3に満足するのは、ある程度時間が必要なこともあるでしょうから、なかなか簡単なことではありません。
しかしながら、4を実現するのは、それほど難易度が高くありません。
いやいや高級品ばかり欲しいけど、お金が無尽蔵にないから無理じゃないか、と思われるかもしれません。おっしゃる通りです。段階がありますので、1つ1つご説明いたします。
私の失敗談
私が過去よく陥った失敗をご紹介します。
昔の私の家はモノがあふれており、シンプルライフは遠い先にありました。どうしてもリサラーソンの犬の置物が欲しくて、少し高い買い物になりますが、購入したことがあります。
家に飾ると高いだけあって確かに家にあった他の物より存在感がすごいなぁと感心さえしました。しかし、捨てられていない物に囲まれていると、際立つどころか逆に埋もれていってしまったのです。せっかくの素敵な置物を台無しにしてしまったのです。
この体験で学んだことは、いくら気に入ったものを家に持って帰ってきても、ひきたたせてあげないと、好きな物に囲まれている感は得られないということです。
好きな物に囲まれる生活の送り方
ただ、気に入ったものを買ってこればいいということではありません。1つ1つ手順をふむ必要があります。そうすることで、やっと心地よく感じることができます。
それでは、どういった手順をふめばよいのか、ご紹介いたします。
- まずは物を減らして家をスッキリさせ、その状態を保つ、部分部分からでもオッケー
- 気に入ったものを少しずつ家に増やす
- 気に入ったもので代用できるなら既に家にあったものは思いきって捨てる
こうやって少しずつ好きな物の濃度、家にある物の中で自分が好きな物の割合、を上げていきましょう。
この段階までくると、好きな物は値段ばかりではないと心から感じていると思います。さらに数があればいいとも思っていません。
何事にも時間とお金の制約はありますので、手の届かない物が欲しいなら、計画的に貯金などしてお金を増やすしかありませんが、この段階で貯金までして欲しい物は本当に欲しいもので、長く大事に使っていけるものなのだと思います。私の失敗談で紹介したリサラーソンの置物のようにはならないでしょう。
まとめ
好きな物に囲まれる、というのはただ好きな物を買い込めばいいということではありません。まずはしっかりと居場所を作ってあげなければなりません。あれも欲しいこれも欲しいという際限ない欲望は、部屋が片付くことで不思議と減ります。そのとき残った欲望こそ、本当に自分に必要な大好きになる物を選んでくれるはずです。
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