​ 四季を毎日感じる生活は都心にいてもできます。





日本には素晴らしい四季がありますが、都心で生活していると周りに緑や自然は少なく、その反面ビルや建物など人工物が多いため、四季以前に自然に飢えているという人も多いことでしょう。しかし都心にいながら、四季を感じる生活は、できます。ちょっとした工夫でできるのです。



季節を祝う習慣


最近では、お正月やお盆、クリスマスなどをお祝いする家はまだまだ多いことでしょう。子供が小さければ、こどもの日や節分などもお祝いすることでしょう。

昔から日本では、1年を通してお祭りやお祝い事をしてきた文化があります。これは、お祝いをすることで、元気な力を家に呼び込み、ますますの家の発展、家族の健康などを願っているのです。たんに招き猫を買って置いておくのとは違います。


最近では商業的になったり、休日の名目になったりと、本来の目的である自然の恵みや家内安全などの神様のご加護への感謝を示す趣旨は薄れてきているかもしれません。
しかしながら形は変わっていても、今でも初詣などの自然や神様へのお祝い事等の風習はまだ残っていますし、多くの方が恒例行事として楽しんでいるのです。




身の回りにある四季


​周りに自然がなくても季節を感じることができます。例えば旬の食べ物です。今執筆しているのは、10月ですが、もちろん10月も旬の食べ物は一杯あります。

野菜でいえば、さつまいも、里芋、黒豆、チンゲン菜、シイタケ、松茸、しめじ、生姜、銀杏
果物でいえば、柿、栗、みかん
魚でいえば、イクラ、サンマ、です。
勿論他にも色々あります。冷凍技術や生産技術の進歩や輸入のおかげで、通年を通して購入することはできるでしょうが、自然のリズムにあわせて生産され、収穫されたものも勿論店頭にも並んでいます。


他にも、どこかから聞こえてくる虫の声であったり、気候の変化であったり、花々であったりと、色々なところで四季を感じる機会はあります。


しかしながら、それをなかなか感じられていないのです。そこには理由があります。






四季を感じて生活する


毎日の生活に四季を取り入れるには、まず2つのことをすることが、経験的に必要だと考えています。

  1. 心に余裕をもって、一歩引いた目線を持てる
  2. そのために、家が片付いている

この2つが出来て、やっと身の回りにある四季を感じることができてくるでしょう。

心に余裕をもって、一歩引いた目線を持てる

現代は、生きていくために必要なことで心が一杯です。家事のこと、家族のこと、仕事のこと、遊びのこと、勉強のこと、各種の付き合いなどなど盛りだくさんで忙しいものです。

コップでいえば結構なみなみに水が注がれている状態ともいえるでしょう。

この状態でさらに新しい水を注げば、もうこぼれそうになるか、あるいはこぼれてしまうかもしれません。そうならないために、なるべく新しい水を注がないようにしてしまうことでしょう。この状態は周りの細かい変化などにはなかなか気づかないでしょう。


心に余裕をもてるようになると、今まで気付かなかったことに気付くようになります。


例えば森でも林にでも行くと、色々な音であふれています。水の流れる音、虫のなく音、虫や動物が動くことでする音、風の音など様々な音がします。一度足をとめて目を閉じ、耳を澄ませると、徐々に色々な音がすることに気付くようになります。あー、こんなに音がしていたのだ、と感心すらするものです。静かな心があってこそ、色々気付けるのです。


そのために、家が片付いていること

別の記事で執筆しようと思いますが、物だらけの部屋にいると、ストレスが高まることが実験で分かっています。

経験的にも、テレビのリモコンがないとか、ボールペンがないとか、探し物が見つからないことでイライラしていた過去がありますので、なんとなく分かります。


家の外でもイライラ、家に帰ってもイライラ、では心に余裕をもつことなどできません

家が片付いてることで、シンプルライフを送れていることで、心に余裕が持てます。


そうはいっても、家なんて簡単に片付かない、と思われるでしょう。私も片付けは掃除は苦手でしたが、子供がうまれたことをきっかけに、自然と家が片付くようになりました。当ブログで日々ご紹介しています。


家が片付くことで、やっと四季を感じられる準備ができてくるのです。


さあ、四季を感じた生活を始めよう


家を片付けて心に余裕を持つことで、四季を取り入れる準備はできました。


家にいながら四季を楽しむその方法は様々です。
例えば、
  • 季節の花を飾る
  • お盆などの季節毎の行事をなるべく行う
  • 旬のものをなるべる食べる
  • 近所を散歩して自然の変化を感じる

などでしょうか。

私はなるべく行事を行うことをオススメします。


今執筆しているのは10月です。10月の行事には、『13夜』があります。
15夜のお月様は有名ですが、13夜は15夜の次に月が綺麗に見えるとされていて、昔は両方楽しんでいました。
13夜を楽しむときに、秋の七草を飾ります。ススキやクズやなでしこ等です。秋の七草というものもあるんです。
年明けに食べるのは春の七草ですが、秋の七草は見て楽しみます。


四季を楽しむ生活は、昔の日本人が大切にしていたことに気づくこともありますし、心が少しづつ豊かになっていきます。都会にいてもそれは可能です。


四季を感じ、幸せな生活を送っていきましょう。


私の経験上、四季を感じながら生活していると、あっという間に1年がたつことも、気づけば10月ということがなくなったように思います。1年を長く感じながら生活できます。




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