
私はもともと片付けが苦手でしたが、シンプルライフに憧れており、何度も挫折しました。普通に片付けるノウハウを学んでも、殆ど効果がありませんでした。何よりも苦手なことを無理して行うことは続かない、ということです。また、いきなり考え方を改めるといっても急にできるものではありません。しかしながら新しい発想で片付けがどんどん進む方法がありますので、紹介いたします。
苦手なことは無理しない
そんな旦那が、裁縫のスペシャリストを目指すんだと言い出したら、どう反応するでしょうか?
おそらく反対します。そもそも本人が長続きしないでしょう。
いくら見てるだけで楽しい素敵な刺繍の本やパッチワークの本、洋服の本を読んでイメージを膨らませたり、ノウハウ集を熟読しても、結果に大きな変化はないでしょう。
同じような話は「片付け」の分野にも当てはまります。
汚れてる空気をキレイに
例えば歯磨きが苦手な小さい子供に、毎晩泣かれながら歯磨きをさせるのではなく、ハブラシに子供用の歯磨き粉をつけて口にパクッとしてもらいます。あの歯磨き粉の匂いと味を楽しんでもらうのです。すると結果的に歯磨きができています。
私にとって、この歯磨き粉の事例は、家の空気を綺麗にすることでした。
家の空気は目には見えませんが、事実汚れています。子供が小さいのでなんとかこの汚れた空気をキレイにすることに悪戦苦闘していたのですが、結果的に苦手だった片付けができていて、シンプルライフを送れるようになったのです。
やりたいことをやっていたら、苦手なこともついでにできていたなんて、まさにこれこそ一石二鳥です。
空気をキレイにする過程で部屋が片付いていく
空気中には、ホコリや粉塵、カビやダニ、化学物質や二酸化炭素・一酸化炭素などが漂っていますし、床や壁などには空気を汚すきっかけとなるゴミやカビ、ダニがいっぱいです。
つまり空気清浄機で空気を濾過していても、空気を汚す根っこを断ち切っていかないと、生活しているだけで、汚い空気がどんどん製造され続ける一方なのです。
そのため、その空気を汚す根っこもしっかり掃除しなければなりません。
まず大切なことがホコリ取り。
床や天面など平面という平面にここぞとばかりモノが置かれていたら、とても掃除をする気がおきません。より快適にホコリ取りをするためには、片付けざるをえません。
次に家中にいるだろうカビやダニをなるべく減らします。そのためには水回りや湿度管理だけでなく、物をしまっている押入れやクローゼット、シンク下などの収納スペースもしっかり対応が必要です。モノでギュウギュウなら目には見えないだけで、カビやダニの温床になりかねませんので、片付けざるをえません。
その他にもベランダや玄関、寝室などでも良い空気を心がけることで、物は減っていきます。
つまり、シンプルライフにはうってつけの部屋に近づくのです。
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